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ふぉーごんどー! ふぉーごんどー!

マイリスの第十三話に解説を追加しました。三話以前にも解説を書き足したいと思っているのですが、なかなか果たせず。

今話限りながら、IotRで初めて原作にない人物(人名)を出しました。アマルスというのはシンダール語で「運命」の意味ですが、キャラの立ち位置としてはフェイトさんと言った方が(分かる人には)分かるかもしれません。はいそこ、ソニックフォームとか言わない。

以下、今回使ったボロミアの演説シーンについて。指輪物語について若干のネタバレ含みそうなので、一応格納します。

あれはスペシャル・エクステンデッド・エディションでの追加シーンで、ボロミアの台詞は「オスギリアスが再びゴンドールの手に戻った」といった内容です。つまりオスギリアス奪還を祝した演説なわけで、原作の状況とは逆になります。他にも映画では夢のお告げは登場せず、エルロンドが直接ゴンドールに会議の参加を要請したなど、ボロミアの旅立ちの部分はいろいろ変更されています。

その辺りの違いはおいておくとして。

映画では、あのオスギリアスでの勝利から敗色の濃いゴンドール防衛戦へとつながります。一方で原作のオスギリアス戦は、ボロミアやデネソール侯が絶望する理由にもなった凄絶な敗北でした。あの演説、For Gondor!!の叫びは、映画では"帰れない昨日"であり、原作ではボロミアが"信じた(あるいは信じたかった)未来"なのだろうなあ、と私は思うのです。


蛇足。英語の「For ~~!」という鬨の声って、さり気に日本語に訳しにくい気がします。「~~のために」だと、実際に叫ぶことを思うとちょっと語呂が悪くて。「ふぉーごんどー!」とか「ふぉーなーにあー!」みたいに言いやすい日本語はないものでしょうか。

もっとも、単純な叫びやすさはともかくとして、瀬田訳の「ホビット庄の一の太刀!」や「ゴンドールにかけて!」はたまらなく燃えます。
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comment

No title

映画のローハン軍の突撃シーンでの「Death!」の叫びも訳しにくいですね。瀬田役では「死だ!」と書かれていましたがこれは文字での表現だからこそありであって、実際に言葉にしてみると、それだけではちょっと情けない。映画吹き替え版では「死のう!」になってましたがこれもいまいち。

ところで、ガンダム無双2やるよりもLotROやりましょうよ(笑)

No title

>Death!
ううむ、「死のう!」ですか。叫びやすいかもしれませんが、なんかちょっと集団自殺みたいで、「Death!」とはニュアンスが違ってしまいますよね。原作の描写のままなら、「死だ! 死だ!」と短く連呼するのもかっこいいかも知れませんが。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~midearth/caption/rotk/death1.htm
映画のあの場面については、あれこれ考察した記事がありました。「死ぞ!」がいいんじゃないかという結論になってます。


>ガンダム無双2やるよりもLotRO
いやまったくお恥ずかしい(笑)。オンラインゲームは下手をすると廃人だとか、協力プレイが必須で拘束時間が延びやすいとか、怖い話もあってちょっと躊躇していたんです。ただ調べてみると、LotROはそういったことが全然ないゲームらしいので、ちょっと真面目に参加を考えてみようかなあと思っています。

ぴよ「みなぎってきたわ!」

「For」はまとめるなら「~に」でいいと思いますだ。
「~のために」はやはり一音節に対応する台詞として長いし、明確すぎて柔軟性が無くなるので、ザックリと置換できる短い助詞で。
こういう状況で「ゴンドールに!」と来たら、ああ「ゴンドールに(我が身我が命を捧ぐべし)!」ってことだろうなとすんなり。たぶんw

「Death!」みたいな問題は現代英語じゃ格変化が潰れててわからないことですなw
束先生がもしヒマを持て余して古英語版なんかを書いてくれてたら、何と訳せばいいのか、映画のシチュではそこを何と変えればいいのか、はっきりするのでしょうけどもw
あ、ドイツ語版とかだと格変化されてるんでしょうね。でもそれも束先生自身の考えじゃなくて日本語版と同じく翻訳者の解釈ですな。うーむ。

しかし映画版でなら対格を取って「死を!」もいいんじゃないでしょうかね。主語はまさに攻勢にある「我ら(ロヒアリム)」。その直前の文が「Ride ~」と自己命令で一人称の文なので、特に急な変化がなければ「我ら」は主語のまま文の主導権を握っている。そこでは「死」は「我ら」によって扱われる目的語。「我ら」に従属するこの「死」は単純に敵さんにくれてやることもできるし、終末的な気分であるなら「我ら」自身を「我ら」自身の意志で「死」に巻き込ませることもできる。あくまで主語は「我ら」。
一方原作でなら初めに「Death take ~」と「死」が主語になってるのでそのまま主格で続けてしまって現代語的に「死だ!」でも古語的に「死ぞ!」でも、あるいは「我ら」を待ちかまえる「死」に向かって呼格的に「死よ!」でもいいのかしら。

ふぅ、物語外のことでハッスルしてしまったw
最新話まだ一周しか見てないのであと何周かして世界を味わってこようw

No title

ぴよちゃんは自重してくださいww

>For~
なるほど、たしかに英語なら解釈に幅のある表現ですものね。となると、「ゴンドールへ!」あたりでも(ニュアンスによっては)行けそうです。

>Death
おお、格変化にはまったく思い至りませんでした。さすがてんやくP殿! とまれ原作は主格、映画は対格で納得がいきました。どちらも、直前の台詞に対応してますものね。映画はRide for~に続くなら「死へ!」でもよさそうです。

と、ここで気づいたのですが、映画は「Deeeeeeath!」と延ばしていたから訳が微妙になったのかも知れませんね。原作は「Death, death, death!」ですから、「死だ!」「死よ!」「死ぞ!」のどれでも自然に口に出せそうです。

>何周
何度も見ていただけるとは嬉しいかぎり、本当に励みになります。感謝いたしますぞ! これからもこの調子でやっていけるようがんばります。

No title

「しだ!」「しよ!」「しぞ!」
……と平仮名で書くと意味がわからなくなってしまうので、映画の中でもセリフとして「しだ!」「しよ!」「しぞ!」と言っても「シダ植物?」とか思われ、意味が通じない可能性がありますね。
だから映画では通じやすい「死のう」を選んだのでしょうが……難しいですね。

LotROは、ソロプレイだけでも最高LVに到達することも可能です。もちろん複数人でないと突破が困難なクエストもあるので、そういうとき手伝ってくれる人がいれば助かりますが、そんなに拘束されることはないですよ。
トム・ボンバディルやテド・サンディマンにも会えますし、お勧めです(笑)

No title

Deathを実際の日本の戦場で叫ばれた台詞に当てはめると、「死ねや、者ども」あたりかなあ。1単語にこだわるよりは、雰囲気優先でいい気もしますね。

No title

>「しだ」
ああそうか、吹き替えは耳で聞いてぱっと分からないとダメなのですね。字幕の文字数もそうですが、映画の翻訳は制限が多くて大変そうです。訳が微妙だとつい文句を言ってしまいますが。

>LotRO
えー、友人が始めたこともあってプレイしてみることにしました(笑)。リアルがちょっと立て込んでるので、インストールしたところで止まっていますけれど。この週末には始めてみたいです。

>天砂さま
なるほど、日本語で実際に使われた言葉というのも雰囲気が出ますね。映画の吹き替えだと口を合わせるのが難しそうですが、小説なら大丈夫でしょうし。ぱっとは思い出せませんが、そういう訳をしている小説もけっこうありそうですね。

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